format : LP
label (country) : Capitol Records(US)
cat no : DMAS 2398
year : 1965
disc : VG+
sleeve : EX
コンディション表記について
「Pet Sounds」の制作開始2か月前の1965年9月に録音された問題作。「アコースティックな演奏によるスタジオでのライブ・パーティー」というコンセプトですが、この時期Brian Wilsonが病んでいたこと、Capitolからのリリース要求に応えるために半ば穴埋めのように作ったという制作動機、そして何よりバックで聴こえる笑い声やおしゃべり、拍手などがオーバーダブされたものだと知るとこの楽しげなムードが一気に空々しく聴こえてきてこのウソくささが逆にクセになる実に味わい深い作品。こんな空虚なアルバムあんまりないんじゃないでしょうか。この次のリリースが歴史に残る「Pet Sounds」でさらにその次がベスト盤、そしてその次が世紀の奇盤「Smiley Smile」なのでリアルタイムで聴いてたら訳がわかんなかったと思います。
USレインボウ・ラベル。Duophonicオリジナル。ゲートフォールド・ジャケット。
A1 Hully Gully
B3 Medley: I Get Around/Little Deuce Coup
B4 The Times They Are A-Changin'